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ファクタリングの手数料の相場を調べると「2社間は8〜18%、3社間は2〜9%」といった数字がよく出てきます。ただ、その根拠がどこにあるのかは書かれていないことがほとんどです。
そこで、当サイトで扱っているファクタリング会社11社の公式サイトを開いて、自社の手数料として書かれている数字を集めました。
集めてみると、上限まで示している会社は5社しかなく、その上限は10%から20%まで開いていました。残りは下限だけだったり、実績の平均だったり、下限か一律かも書かれていない数字だったりします。性質の違うものが同じ「手数料」という言葉で並んでいます。
つまり「相場」として並べられている数字は、種類の違うものを混ぜた平均です。そのまま自分の見積もりと比べても意味がありません。
2026年7月31日時点で、各社公式のトップページ・よくある質問・料金/サービスの各ページ・会社概要を確認しました。手数料は画像の中や画像の代替テキストに書かれていることもあるため、表示画面とページのソースの両方を見ています。トップページには「業界最安水準」としか書かず、よくある質問やサービスページに自社の数字を載せている会社が複数ありました。ここに載せたのは各社が公表している値で、実際の手数料は見積もりで決まります。
公式サイトに書かれていた手数料
| 会社 | 公式に書かれている数字 | その数字の性質 |
|---|---|---|
| アクセルファクター | 2社間 1.0%〜12.0% 3社間 0.5%〜10.5% |
債権額ごとに設定した料率 |
| SOKULA | 2〜15% | 上限まで示したレンジ |
| 株式会社JTC | 1.2%〜10% (取引先に知らせない場合) |
上限まで示したレンジ |
| GoodPlus | 5%〜15% | 上限まで示したレンジ (他社比較表の中に記載) |
| ベストファクター | 2〜20% | 上限まで示したレンジ (トップは「2%〜」の表示) |
| ビートレーディング | 2者間 10.3% 3者間 6.8% |
2024年度の平均実績 (料率表ではない) |
| トップ・マネジメント | 2社間 3.5%〜 2.5社間 1.8%〜 3社間 0.5%〜 |
下限のみ (よくある質問に記載) |
| ファクターズ | 3%〜 | 下限のみ |
| えんナビ | 「手数料5%」 | 下限か一律かの記載なし |
| メンターキャピタル | 2%〜 (申込ページの比較表) |
下限のみ (トップは「買取率最大98%」のみ) |
| BIZパートナー | 記載を確認できず | ─ |
なおSOKULAはアクセルファクターと同じ株式会社アクセルファクターが運営するサービスです。別会社ではありません。
上限を出しているのは5社だけ
この表でまず見てほしいのは、「いくらまで上がるか」を公式に書いている会社が5社しかないことです。
- 株式会社JTC 10%
- アクセルファクター 12.0%(2社間)
- SOKULA 15%
- GoodPlus 15%
- ベストファクター 20%
上限だけを見ても10%と20%で倍の開きがあります。「相場は8〜18%」という一つの数字にまとめられるものではありません。
残りの会社は下限しか書いていないか、そもそも自社の料率を書いていません。下限だけを見て安いと判断すると、実際の見積もりとずれます。ベストファクターがその例で、トップページには「業界最高水準の買取手数料2%〜」とありますが、サービスページの他社比較表では自社を「2〜20%」としています(出典:ファクタリング会社比較表|ベストファクター公式)。
同じ数字でも意味が違う
- ビートレーディングの2者間10.3%・3者間6.8%は料率表ではなく実績の平均です。公式も、売掛金の内容や審査結果によっては平均より高くなる場合があるとしています。自分がその平均に当てはまる保証はありません
- トップ・マネジメントとファクターズは下限のみで、いくらまで上がるかは公式から分かりません
- えんナビの「5%」は画像の代替テキストに「業界最低水準の手数料(手数料5%)」とあるだけで、下限とも一律とも書かれていません
- メンターキャピタルはトップページに「業界最低水準の手数料・買取率最大98%」とあるだけで、手数料の数字は申込ページの比較表に「2%〜」と出ています。買取率は手数料率とは別のもので、98%なら残り2%が引かれる計算にはなりますが、これは最大値です
- トップ・マネジメント、GoodPlus、メンターキャピタルはトップページに手数料の数字がありません。「業界最安水準」「他社様の手数料から1%でもお安く」とだけあり、実際の数字はよくある質問・サービスページ・申込ページに書かれています
トップページだけを見て「この会社は手数料を公表していない」と判断すると間違います。よくある質問、サービスページ、料金ページ、申込ページまで見てください。この記事を書くにあたっても、トップページとよくある質問だけを見た時点では、数字を出している会社を出していない側に分類してしまっていました。
そのトップ・マネジメントのよくある質問には、冒頭で挙げた「2社間は一般的に8%〜18%程度、3社間は一般的に2%〜9%程度」という相場の数字も出典なしで載っています。アクセルファクターのサービスページにも「2社間方式で10〜20%、3社間方式で5〜10%が相場と言われております」とあります。事業者のサイトでも、相場は根拠を示さずに引用されているのが実情です。しかも両者の数字は一致していません。
円にするといくら引かれるのか
率だけでは実感がわきません。公式が自社サイトに載せている試算例を見ると分かりやすくなります。
| 会社 | 売掛金 | 手元に入る額 |
|---|---|---|
| GoodPlus | 300万円 (うち280万円を買取) |
266万円 +買取対象外の20万円 |
| ベストファクター | 300万円 | 240万〜294万円 |
GoodPlusは「例えば売掛金が300万円の場合」として、そのうち280万円を買い取り、「2社間取引で買取手数料5%の場合」に266万円が振り込まれる例を出しています。280万円の5%にあたる14万円が引かれた金額です。買取対象にしなかった20万円は手元に残ります。同社は「諸経費、事務手数料一切かかりません」とも書いていますが、あわせて「お取引状況により買取手数料は変わります」とも注記しています。
ベストファクターも公式の比較表に「300万円の場合 振込金額240〜294万」と載せています。同じ300万円の売掛金でも、率が2%なら294万円、20%なら240万円で、54万円の差が出ます。
(出典:ファクタリング|GoodPlus公式/ファクタリング会社比較表|ベストファクター公式)
率で「数%の違い」に見えても、300万円なら1%=3万円です。見積もりは必ず円で確認してください。
もっとも細かいのはアクセルファクター
11社の中で唯一、債権額ごとの料率を公表していました。債権額が大きいほど手数料が下がることが数字で示されています。
| 債権額 | 3社間 | 2社間 |
|---|---|---|
| 2,000万円以上 | 0.5%〜6.0% | 1.0%〜8.0% |
| 1,000万円以上 | 1.0%〜7.0% | 3.0%〜9.5% |
| 500万円以上 | 2.0%〜9.0% | 3.5%〜10.0% |
| 100万円以上 | 3.0%〜10.0% | 4.0%〜11.0% |
| 100万円未満 | 4.0%〜10.5% | 4.5%〜12.0% |
(出典:ファクタリング(売掛金早期現金化)|アクセルファクター公式)
この表にも「審査状況によって手数料の上下限が変動することがございます」という注記があります。公表値は確定ではなく目安です。
同社は「手数料以外の費用は一切不要です」とも明記しています。手数料以外の費用がかかるかどうかは会社によって違うので、確認すべき点のひとつです。
ただし同じページの上のほうには、自社の手数料を「2社間方式で3〜10%・3社間方式で1〜8%」と書いた説明もあります。下の料率表(2社間1.0〜12.0%/3社間0.5〜10.5%)とは数字が違います。同じ会社の同じページでも、書いてある場所によって数字が変わることがあります。見積もりで確認するしかない、というのはこういうことです。
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Mentor Capital(メンターキャピタル)のファクタリングの評判や特徴
手数料は何で決まるのか
トップ・マネジメントは、手数料が「ファクタリングの方式(2社間・3社間)や取引先の信用力、利用金額などにより変動します」と説明しています。順に見ていきます。
2社間か3社間か
一番大きいのがこれです。アクセルファクターの公表値では、どの債権額帯でも3社間のほうが低く設定されています。2,000万円以上なら、3社間0.5%〜6.0%に対して2社間は1.0%〜8.0%です。
ビートレーディングの実績平均でも、2者間10.3%に対して3者間6.8%と差が出ています。トップ・マネジメントの下限も、2社間3.5%に対して3社間は0.5%です。
- 2社間:利用者とファクタリング会社の2者で契約する。売掛先に知られないが、回収リスクが高いぶん手数料は高め
- 3社間:売掛先の承諾を得て契約する。売掛先に知られるが、回収が確実になるぶん手数料は低め
債権額
アクセルファクターの表がそのまま答えになっています。100万円未満の2社間で4.5%〜12.0%だったものが、2,000万円以上では1.0%〜8.0%まで下がります。
少額を何度も売るより、まとめられるならまとめたほうが率は下がる、ということです。
売掛先の信用力
審査で見られるのは、利用者本人よりも売掛先が支払える会社かどうかです。ファクタリング会社は売掛先から回収するためで、ビートレーディングも「手数料には売掛先の信用力が大きく影響する」としています。
なお「売掛先が上場企業や官公庁なら下がる」という説明はよく見かけますが、これを具体的に書いている会社は今回の11社にはありませんでした。
書類をそろえると手数料が下がることがある
ここは実際に手を打てる部分です。ビートレーディングは「手数料には売掛先の信用力が大きく影響する」としたうえで、次のものがあれば「手数料を抑えて利用できる可能性があります」と書いています。
- これまでの取引実績
- 売掛先から発行された注文書や契約書
- 売掛先との請求に関するやり取り(メール・LINEなど)
請求書1枚だけを持ち込むより、その売掛先ときちんと取引が続いていることを示せる材料を一緒に出したほうが、条件がよくなる可能性があるということです。申し込む前に手元をそろえてください。
(出典:ビートレーディングのファクタリングの手数料は?|ビートレーディング公式/よくある質問|トップ・マネジメント公式)
「支払期日までが長いほど高くなる」という説明もよく見かけますが、今回確認した11社の公式サイトでは、これを明記しているものは見つけられませんでした。各社が手数料の決まり方として実際に書いていたのは、方式・債権額・売掛先の信用力・提出できる資料です。
手数料以外にかかる費用がある
「手数料◯%」だけで比べると、実際の負担を見誤ります。次の費用が別にかかることがあります。
- 債権譲渡登記費用:登録免許税(法律で決まった額)と司法書士報酬
- 印紙代:契約書に必要な場合があります
- 事務手数料・審査料:会社によって別途かかることがあります
- 振込手数料:入金時に差し引かれることがあります
ただしかからないと明記している会社もあります。アクセルファクターは「手数料以外の費用は一切不要です」、トップ・マネジメントは「売買手数料以外にかかる費用はございません」、GoodPlusは「諸経費、事務手数料一切かかりません」と書いています。
債権譲渡登記の登録免許税は法律で決まっている
このうち登録免許税だけは法律で額が決まっているので、先に計算できます。
| 登記の種類 | 登録免許税 |
|---|---|
| 債権の譲渡の登記 (債権の個数が5,000個以下) |
1件につき7,500円 |
| 債権の譲渡の登記 (5,000個を超える場合) |
1件につき15,000円 |
| 登記の抹消 | 1件につき1,000円 |
(出典:登録免許税法 別表第一 第九号|e-Gov法令検索/租税特別措置法 第84条の6|e-Gov法令検索)
通常のファクタリングで扱う債権の数なら7,500円です。これに司法書士報酬が別途かかります(金額は依頼先によるため、公式に確認できる法定額はありません)。
率が低いほうが合計で高くなることがある
登録免許税の7,500円は定額なので、債権額が小さいほど率に直したときの重みが増します。
- 売掛金300万円なら7,500円は0.25%相当
- 売掛金100万円なら7,500円は0.75%相当
- 売掛金50万円なら7,500円は1.5%相当
つまり300万円の売掛金で、登記が必要で手数料5.0%の会社(15万円+7,500円=157,500円)と、登記不要で手数料5.3%の会社(159,000円)は、ほぼ同じ負担です。司法書士報酬を足せば前者のほうが高くなります。
率だけを見ると安いほうが、合計では高くなることがあります。見積もりを取るときは「手数料以外に何がかかりますか」「登記は必要ですか」を必ず聞いて、合計で比べてください。
債権譲渡登記が必要かどうかも会社と契約内容によって違います。登記をすると法務局で誰でも確認できる状態になるため、売掛先に知られたくない場合は登記不要かどうかを確認する必要があります。
ファクタリングの債権譲渡登記の必要性とメリット・デメリット、注意点
手数料が高すぎるときは違法な貸付けかもしれない
ここが一番大事なところです。
金融庁は、ファクタリングを「事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス」であり、「法的には債権の売買(債権譲渡)契約」だと説明しています。
そのうえで、次のように注意を促しています。
貸金業登録を受けていない者が、ファクタリングを装って、業として、貸付け(債権担保貸付け)を行っている事案が確認されています
貸金業に該当するおそれがある形
金融庁は、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されている場合について、売主が集金できなかったときに次のようになっているものは貸金業に該当するおそれがあるとしています。
- 売主が債権を買い戻すこととされている
- 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
重要なのは、契約書の書き方だけでは判断されないという点です。
契約書にノンリコース(売却した売掛債権等が返済不能になっても売却した事業者に返済義務は生じないこと)の規定があるかなどの形式的な要素だけでなく、経済的側面や実態に照らして判断される
また、これとは別に買取代金が債権額に比べて著しく低額であるケースについて、金融庁は「偽装ファクタリングの疑いがあります」として注意を促しています。ただしいくらから著しく低額なのかという基準は示されていません。
契約書で見るべき言葉
自分の契約書を確認するときは、次の言葉があるかを探してください。あれば内容を確かめる必要があります。
- 買戻し/償還請求権:売掛先が払わなかったときに自分が買い戻す、返す義務がある形
- 担保/保証人/支払能力の保証:債権の売買で売主が負うのは「その債権が本当にあって有効であること」までです。売掛先が払えるかどうかまで自分が保証する形になっていないかを見てください
- 回収委託/集金代行:これ自体は2社間で普通にありますが、上の買戻しと組み合わさっている場合は要注意
- 分割で支払う取り決め:買い戻し代金や不足分を分割で支払う形になっていないか。売買であれば代金は一度に精算されるのが通常です
つまり「手数料がかなり高い」「売掛先が払わなかったら自分が払う契約になっている」という場合、それはファクタリングではなく違法な貸付けの可能性があります。
金融庁は別のページでも、「高額な手数料や大幅な割引率による契約を締結した場合、かえって資金繰りが悪化し、多重債務に陥る危険性がありますので、十分注意してください」と呼びかけています。
(出典:多重債務防止のための注意喚起(高額な手数料によるファクタリングに関する注意喚起)|金融庁)
給与ファクタリングは貸金業
個人が勤務先に対して持つ賃金債権を買い取る「給与ファクタリング(給料ファクタリング)」は、金融庁の見解では貸金業に該当します。貸金業の登録なく行えば違法です。
見積もりを取るときに確認すること
- 円でいくら振り込まれるかを聞く
- その数字が何を指すのかを聞く
- 手数料以外に何がかかるかを聞く
- 償還請求権の有無を確認する
- 債権譲渡登記が必要かを確認する
- 複数社から見積もりを取る
- 契約書を必ず受け取る
率ではなく金額で聞いてください。「300万円の請求書なら、いくら振り込まれますか」と聞けば、費用込みの実額が出ます。
公表値が料率なのか、実績の平均なのか、下限なのかで意味が変わります。「自分の場合はいくらになりますか」と聞いて、条件付きの数字をもらってください。
登記費用、事務手数料、印紙代が別なら、合計でいくらになるかを出してもらいます。手数料の率が低くても、費用込みで逆転することがあります。
売掛先が支払わなかったときに自分が支払う義務があるかを確認します。買い戻しを求められる契約は、金融庁が貸金業に該当するおそれがあるとしている形です。
登記をすると法務局で確認できる状態になります。売掛先に知られたくない場合は、登記不要で契約できるかを聞いてください。
公表値の性質がばらばらな以上、同じ債権で2〜3社に出してもらうのが唯一の比べ方です。
契約書を渡さない、控えをくれないという業者とは契約しないでください。
審査に通らないこともある
見積もり以前に、買い取ってもらえないケースがあります。
- 売掛先が個人:法人や官公庁への請求書でないと扱わない会社があります
- 債権に譲渡禁止特約がついている:契約書を確認してください
- すでに他社に譲渡している債権:二重譲渡になるため買い取れません
- 賃金(給与)債権:BIZパートナーは「賃金(給与)債権のお買取りは一切行っておりません」と明記しています
- 金額が会社の扱う範囲に入っていない:ビートレーディングは「1万円〜300万円」と「300万〜30億円」で申込み窓口を分けています。少額でも扱う会社と、大口専門の窓口があります
このうち公式サイトで確認できたのは、賃金債権を扱わないこと(BIZパートナー)と買取金額の範囲です。ほかの項目は債権譲渡の仕組み上そうなるもので、11社の公式サイトに「これがあると断る」と書かれているわけではありません。心当たりがある場合は申し込む前に問い合わせてください。
断られた場合は、他社に当たる、3社間に切り替える、といった方法のほかに、取引先に支払サイトの短縮を相談する、公的融資や信用保証を検討するという選択肢もあります。
高い見積もりが出たときは
- まず他社の見積もりを取る:売掛先の信用力が理由なら、他社でも同じような数字が出ます
- 3社間を検討する:売掛先に知られてもよいなら、手数料が下がる可能性があります
- 債権をまとめられないか考える:少額を分けて売るより、まとめたほうが率は下がります
- 契約の形を確認する:買い戻し条項があるなら、それはファクタリングではない可能性があります
- 無理に契約しない:資金繰りが厳しいときほど条件を飲みがちですが、高い手数料は次の資金繰りをさらに苦しくします
ファクタリングで一時的に資金を作っても、売上が改善しなければ翌月も同じことになります。繰り返し使う状況になっているなら、資金繰り自体を見直すか、公的な相談窓口を使ってください。
相談できるところ
- よろず支援拠点:各都道府県にあり、無料で経営や資金繰りを相談できます
- 中小企業庁:中小企業向けの相談窓口があります
- 金融庁 金融サービス利用者相談室:不審な業者について情報提供・相談ができます
- 警察:違法な取立てを受けている場合は相談してください
まとめ
- 11社の公式サイトで、「いくらまで上がるか」を書いていたのは5社でした。その上限は10%から20%まで開いています
- 残りは下限だけ、実績の平均、下限か一律かも不明な数字で、性質がばらばらです。ひとつの「相場」にまとめられるものではありません
- 下限だけを見て判断すると実際とずれます。ベストファクターはトップページ「2%〜」に対し、サービスページの比較表では自社を「2〜20%」としています
- 同じ会社の同じページでも数字が違うことがあります。アクセルファクターは説明文で「2社間3〜10%」、料率表で「2社間1.0〜12.0%」と書いています
- ビートレーディングの2者間10.3%・3者間6.8%は料率ではなく2024年度の平均実績です。自分が当てはまるとは限りません
- もっとも詳しいのはアクセルファクターで、債権額ごとに2社間・3社間の料率を公表しています(2社間1.0〜12.0%/3社間0.5〜10.5%)
- トップページに数字がなくても、よくある質問・サービスページ・申込ページに書いている会社があります(トップ・マネジメント、GoodPlus、ビートレーディング、メンターキャピタル)。トップだけ見て判断しないでください
- 債権譲渡登記の登録免許税は7,500円(債権5,000個以下)です。300万円なら0.25%、50万円なら1.5%相当で、率が低いほうが合計で高くなることがあります
- 300万円の売掛金なら1%=3万円です。率ではなく円で、しかも費用込みの合計で比べてください
- 買い戻しを求められる契約は、金融庁が貸金業に該当するおそれがあるとしている形です。契約書に「買戻し」「償還請求権」「分割弁済」がないか確認してください
- 公表値をそのまま比べても意味がないので、同じ債権で複数社から見積もりを取ってください
この記事は2026年7月31日時点で、各社の公式サイトを確認して書いています。条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。


