最近は中小企業の間でもビジネスカードの導入が目立っています。
中小企業の方ですと、経営者が経理業務も担っている事が少なくありません。
経営判断を下すと共に、経理業務も行うのは大きな負担ですので、経営者の負担を減らすという点でビジネスカードの導入は大きく役立ちます。
例えば、備品購入から接待費、出張費用まですべてを賄う事ができるだけでなく、法人口座で精算されることで複雑な領収書処理から解放されます。
利用明細がはっきりと保存されますので使途不明の費用が出て年度末に困るという事もありません。
三井住友ビジネスカードなら旅行保障やショッピング保障も付いているので安心もプラスすることができます。
最大20枚まで追加できるため、比較的大きな企業にも十分に対応することができます。
クラシック、ゴールド、プラチナの3つのクラスから選ぶことができ、限度額や補償内容を検討した上で申し込むことができます。
三井住友ブランドの安心感もありますので初めての導入で不安もあるという方にもおすすめできます。
ビジネスカードを導入することでスマートでスリムな経営を行い、一層経営に専念できる環境を作ることができます。
三井住友ビジネスカードの特徴について
三井住友ビジネスカードは、大きく3つの種類に分かれています。(その詳細は下記に記載します。)
法人向けのクレジットカードとなっているので、キャッシング枠も付いており、現金が必要になった時には便利に使えます。
利用枠は海外キャッシュサービスのみ~30万円となっているので、海外出張の時でも安心です。
クラシック
クラシックカードを使用することにより、必要なお金の支払いなどの清算業務を楽にすることができます。事業としての支払いをこのカード1本にすることにより、振込手数料の削減ができます。
また、出張で海外に行く場合、最高2000万円までの海外旅行傷害保険を受けることができます。アスクルやDHLなどビジネスに欠かせない取引を優待価格で使用できるのが特徴です。
ゴールド
ゴールドの特徴は、クラシックのメリットに加え、最高5000万円の海外旅行、更に国内旅行傷害保険を受けることができます。
またビジネス旅行を更に充実してくれる空港ラウンジサービスというのもついています。
出張先で急にタクシーが必要となった時も、VJタクシーチケットというサービスがあるので、その場で精算をすることなくタクシー使用することができるのです。これのタクシーサービスは、クラシックでも同様に使用できます。
プラチナ
プラチナでは、クラシックとゴールドを更に上回る1億円までの海外と国内旅行傷害保険が付帯しているので、ビジネスで海外を飛び回る方の強いサポートをすることができます。
また空港ラウンジサービスがついているので、国内主要空港のラウンジは無料で活用できることに加えて、海外空港ラウンジもプライオリティパスを用いてサービスを使用することができるのが大きな特典です。
頻繁に海外への買い付けや商談があるという場合には大きな助けになるでしょう。
クラシック | ゴールド | プラチナ | |
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申込対象者 |
法人限定
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年会費 | 1,375円(税込) 2枚目から440円(税込) |
11,000円(税込) 2枚目から2,200円(税込) |
55,000円(税込) 2枚目から5,500円(税込) |
ショッピング枠 | 20万円~150万円 | 20万円~300万円 | 150万円~500万円 |
キャッシング枠 |
~30万円
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ショッピング補償 | 100万円まで/年間 | 300万円まで/年間 | 500万円まで/年間 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円(海外) | 最高5,000万円(海外・国内) | 最高1億円(海外・国内) |
詳細 | 外部サイト:三井住友ビジネスカード公式サイト |
どのようなメリットがある?
三井住友ビジネスカードなら経理も合理化を図ることができるかもしれません。
普段の生活においてクレジットカードを使用した節約術なども話題となっているほどですので便利さは今さら説明するまでもありません。
こうしたクレカのメリットを経営で活用できるのが法人向けのクレジットカードの特徴といえるのです。
そのメリットの一つは経理の合理化を図れる点です。
決済は法人会計から引き落とされますので、出張費用や備品の購入など様々なシーンで活用しても、伝票管理などの手間はほとんどかかりません。
社員に立て替えなどで負担を負わせることもありません。
三井住友ビジネスカードなら最大20名まで同時に使えますから使い勝手も抜群です。
ETCを付けることもできますので社用車に活用するのも一つの方法です。
導入によって得られるメリットの別の面は海外旅行や国内旅行の際に旅行保険が付くことです。
つまりこれまでは海外出張などの際にその都度旅行保険をかけていたかもしれませんが、その費用と手間をカットすることができます。
三井住友ビジネスカードはクラシック、ゴールド、プラチナと3つのクラスがありますので、補償内容もクラスによって異なりますが、最大で1億円の大型保障ですので安心できます。
もう一つのメリットはポイントサービスによる還元です。
ポイントに応じてギフトカードや多彩なギフトと交換が可能です。
社員へのプレゼント還元に用いることもできるため、従業員や社員の勤務意欲を高めることに活用する企業もあります。
まとめてみると経理の合理化と経費の削減、そしてポイント還元という大きなメリットがあります。
ビジネスの世界では当たり前となっている法人向けのクレジットカードなら海外出張や国内出張の際にも役に立つ三井住友ビジネスカードがおすすめです。
三井住友のビジネスカードは最高5000万円のお買い物安心保険や国内、海外旅行保険等、様々なサービスが付いていますので高い評価を得ています。
サービスや年会費について
いくら便利に使う事が出来ても、年会費が高ければ意味がありません。
しかし、三井住友ビジネスカードは上にも述べたように年会費がお手頃です。
会社の負担にならない金額ですので、新規に契約する方も年々増えてきています。
クラシックの場合、1枚(1,375円(税込))作れば、2枚目からは440円(税込)ですので、社員の人数に合わせて作る事も可能です。
ゴールドの場合、1枚(11,000円(税込))作れば、2枚目からは2,200円(税込)、プラチナの場合、1枚(55,000円(税込))作れば、2枚目からは5,500円(税込)となっています。
もちろん、どのカードにも出張などによる国内外での旅行保険も付いています。
この年会費に対してこのサービスの手厚さが人気を得るポイントになっているのでしょう。
申込み方法について
実際に申し込むなら、インターネットでの申込みがおすすめです。
申込み事項に入力、送信すればすぐに入会申込書を送付してもらえます。
その後、申込書に必要な事柄を記入し、忘れずに捺印し、本人が確認できる書類を同封して返送すればただちに審査されます。
カードがお手元に届くまで3週間ほどと、個人のローンの場合より少し時間がかかりますが、会社を審査されるのでこれくらいは余裕をみて申込みするように注意しておきましょう。
また、個人で作る時には身分証明以外は必要ない会社がほとんどですが、法人のビジネスカードを申し込む際は、会社の登記簿謄本や登記簿抄本が必要になってきます。
半年以内に発行したものが有効になるので、申込み時に慌てないよう、事前に用意しておくと良いかもしれません。
このように、法人向けは個人に比べて審査が厳しくなる傾向にあります。
その点がデメリットになりますが、その他付随しているサービスは営業上メリットになる事がたくさんあります。
利用できるものはどんどん利用して「お得に」使う事をおすすめします。
経理がスムーズになります
三井住友ビジネスカードを導入すると経理面での大きなメリットが期待できます。
まずこれで備品の購入や接待費、出張費用などを支払う事ができるので、社員に仮払いをしたり、後日清算したりする必要がありません。
ですからそのための労力や手間を削ることができます。
オフィスに現金を置いておく必要も減りますので安全面でもメリットがあります。
また、そうした購入や接待などで使った費用は、法人会計から一括引き落としされますので支払い日管理が楽になります。
社員が振り込みに出かける必要もないので、やはり時間とマンパワーの節約ができます。
また使用した履歴明細がそのまま支出の記録となりますので、確定申告などの際に申告書を作成するのも非常に助かります。
面倒くさい領収書管理から解放されるメリットは大きなものです。
経営者は様々な仕事を行う事になりますが、クレカを導入すれば経理面でこうしたメリット受けることができるので、一層社業に集中して取り組めますよね。
他にもメリットがある
三井住友ビジネスカードの賢い使い方をもう少し考えてみましょう。
まずメリットの一つはETCを年会費無料で発行することができるという点です。
ですから、社用車に搭載する費用を節約することができます。
もちろん利用した高速代なども法人会計から一括精算できますし、利用明細がしっかりと残るので税務対策や確定申告もスムーズに済みます。
別のメリットは、ポイント還元を上手に活用することで費用を節約できる点です。
先程は社員への還元という形での利用方法を考えましたが、社業にポイント還元を活用する方法をここでは述べたいと思います。
ポイント還元で食事券やギフトカードを受け取ったならば、それを接待に使うという方法があります。
そうすれば接待費用が浮きますし、食事券を活用してワンランク上のお店で接待することでイメージアップを図ることも可能です。
別の活用方法としてはポイント還元でオフィス用品を購入するという方法もあります。
また、ポイントをマイル還元すれば出張費用を浮かせる事もできます。
別のメリットとして、三井住友ビジネスカードにはサポートサービスが付いているので、引っ越し費用やレンタカー費用、国際輸送の割引サービスなど様々な特典を受けることができます。
それらを上手に活用すれば経費削減に役立ちます。
海外取引の際に安心
三井住友ビジネスカードのメリットが多岐に及ぶ事はこれまでも考えてみた通りですが、そのメリットは日本国内に限定されません。
クレジットカードに付帯している旅行保険を活用すれば海外でも安心して取引を行う事ができます。何かの時に助かるキャッシング機能も海外での商談を安心して行う点で役立つでしょう。
そしてもう一つ考えていただきたいのが、海外でのクレジットカードの普及率です。
ご存知のように日本以上にクレカを使用した物品の購入率が高いことはよく知られた事実です。
つまり海外でスムーズに事業を行う点で会社としてクレジットカードを所有しているかどうかは非常に大切な点なのです。
今や日本はモノづくり大国として輸出するだけでなく、より収益を上げるために原材料を世界中から輸入している輸入大国でもあります。
どのような形態の会社であろうと海外とのつながりがこれまで以上に必要になります。その点で三井住友は経営をサポートしてくれるのです。
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監修者・編集者 安藤 雄二(あんどう ゆうじ)
消費者金融・カードローンの専門家
22歳から某金融関係の事業に携わり、借金の相談、債務整理、ギャンブル依存症の相談、カードローンやビジネスローンを利用する際のアドバイス、オンラインでの人生相談、株式会社国際物流研究所代表取締役、高知の総合こうちっち代表、WEB制作エターナルクリエイト代表と様々な事業を行っている。安全安心の金融会社をお探しの方はこちらのメールで気楽にご連絡ください。 |