当ページには広告が含まれています
お金のイロハは、アフィリエイトプログラムを利用し、複数の企業から広告を受けることがありますが、コンテンツ内容やランキングの評価には一切関与しておらず、そのような影響を受けることはありません。
「GMOあおぞらネット銀行」は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループが共同出資し誕生したインターネット専業銀行です。
インターネット銀行としての事業開始は平成30年7月と歴史が長いとは言えませんが、あおぞら銀行の旧名である日債銀信託銀行は平成6年開業であり、銀行としての実績は十分にあります。
またGMOインターネットグループは、インターネットインフラ事業で有名なだけでなくインターネット金融事業も行っており、「GMOあおぞらネット銀行」は両社の特徴を併せ持つインターネットバンキングなのです。
このページでは、GMOあおぞらネット銀行の特徴や申し込みの手順、口座開設に必要な書類、審査のポイントなどを解説していきたいと思いますので、最後までお付き合いください。
目 次
GMOあおぞらネット銀行 法人口座の6つのメリット
法人口座の開設先としてGMOあおぞらネット銀行を選ぶ経営者様が多いのは、利用する際のメリットが多いからこそです。
ここからはネット銀行だからこその手軽さだけでなく利用しやすさも兼ね揃え、費用面でもお得感のあるGMOあおぞらネット銀行で、「法人口座開設を開設するメリット」を解説させていただきます。
銀行法人カードで
今なら最大1.5%キャッシュバック
|
スピード最短即日
口座維持手数料 無料
振込手数料当行宛:無料 他行宛:一律145円
GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設は、ネット完結で手続きができ、最短即日で完了するスピードとなっています。
他行と比較しても振込手数料が安く、年会費や維持費がゼロ円のビジネスデビットカードが発行可能な点がメリットです。
スピード | 条件を満たせば最短即日 |
---|---|
申込~開設まで | ネット完結 |
口座維持手数料 | 無料 |
振込手数料 | 当行宛:無料 他行宛:一律145円 |
手数料「0円」&振込手数料が安い
GMOあおぞらネット銀行は口座維持手数料が0円です。
またGMOあおぞらネット銀行宛の振込手数料はもちろん0円であり、他の金融機関宛でも振込金額の多寡によらず一律145円で済みます。
さらに「振込料金とくとく会員」になれば振込手数料が発生する場合も一律135円と一層お得になります。
振込料金とくとく会員は毎月月末に翌月分の月額利用料(500円・初月は無料)を支払う必要はありますが、ATM出金手数料が月5回まで無料になり、追加口座のビジネスデビットカードの初回発行料が無料になるなどのサービスが利用できます。
振込手数料以外にもメリットを感じられるのであれば、利用価値の高いサービスとなるはずです。
振込手数料 (同じ銀行間) |
他の金融機関宛 | |
---|---|---|
GMOあおぞら ネット銀行 |
0円 | 145円 |
PayPay銀行 | 55円 | 160円 |
三井住友銀行 | 0円 | 440円(3万円以上) |
楽天銀行 | 52円 | 229円 |
住信SBIネット銀行 | 0円 | 145円 |
りそな銀行 | 0円 | 165円 |
振込手数料はネットバンク系がやはり安く抑えられますね。
月に10件振込をするとして、三井住友銀行と比較してみましょう。
GMOあおぞらネット銀行の振込金額が145円、三井住友銀行が440円ですから、1ヶ月で2,950円の違いがあります。
年間にすると35,400円もの差が出てくるので一目瞭然ですよね。
来店不要・ネット完結
GMOあおぞらネット銀行での法人口座開設は、来店不要のネット完結で手続き可能です。
- 申し込み
- 書類の提出
- 初期設定
公式サイトの法人口座開設申込フォームに必要事項を入力し申し込みをする
事業内容申告と必要書類をアップロードによって提出(郵送も可)
GMOあおぞらネット銀行からの郵送物を受け取り後、初期設定を行う
利用の流れはこの3ステップで完了できます。
■ 取引責任者と代表者が同一
■ セルフィー動画による本人確認
さらに上記した条件を満たすことができれば、「最短即日」で口座開設が可能となります。
ネット完結 | 開設時間 | |
---|---|---|
GMOあおぞら ネット銀行 |
◯ | 最短即日 |
PayPay銀行 | ◯ | 最短3日~ |
三井住友銀行 | ◯ | – |
楽天銀行 | ◯ | 2週間程度 |
住信SBIネット銀行 | ◯ | 最短翌営業日 |
りそな銀行 | ◯ | 最短翌営業日 |
上記の表を見てもらうと分かるように、ネット完結で契約できる点はどの金融機関も変わりがありませんが、契約にかかる時間が一番早い住信SBIネット銀行やりそな銀行でも最短翌営業日となり、長いと三井住友銀行のように2週間程度かかってしまいます。
そのことを考えると、手軽に素早く法人口座が契約できるのは、GMOあおぞらネット銀行を利用する大きなメリットなるはずです。
決算書不要で審査可能なビジネスローン
ビジネスローンの利用には様々な書類提出が必要になるのが一般的です。
PayPay銀行も原則決算書が不要となっていますが、2期以上の業歴や決算が申込の必要条件となり、創業したばかりの事業者は申し込みが難しくなっています。
しかしGMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設し融資を受ける際には、「銀行口座の直近3ヶ月分の入出金明細」をもとに審査を行うことで、「決算書・事業計画」不要で融資を受けることが可能となります。
また担保や保証人も原則不要ですので、ビジネスローンの申込時に保証人探しに苦労したり、大きな負担を保証人にかけてしまったりする心配もありません。
関連記事:GMOあおぞらネット銀行のビジネスローン あんしんワイドを徹底解析!
銀行 | 商品名称 | 決算書 | 利用条件 |
---|---|---|---|
GMOあおぞら ネット銀行 |
あんしんワイド | 不要 | ・法人 ・銀行口座の直近3ヶ月分の入出金明細があること |
PayPay銀行 | ビジネスローン | 原則不要 | ・法人・個人事業主 ・業歴2年以上、または決算2期終了していること |
三井住友銀行 | ビジネス セレクトローン |
納税証明書・税務申告書などが必要 | ・法人 ・業歴2年以上・直近の決算が債務超過ではないこと・税金の未納がないこと、など |
福岡銀行 | フィンディ | 必要(決算書がない場合:事業実態確認資料) | ・法人・個人事業主 ・創立1期目でも申込可能 |
りそな銀行 | 活動力 | 必要(決算がまだの場合は不要) | ・法人・個人事業主 |
創業期・赤字でもOK
他社では利用対象となれない可能性が低くはない、スタートアップ企業もGMOあおぞらネット銀行で口座を開設して融資を受けることができます。
また前年度が赤字であっても利用可能であり、多くの企業が融資を受けやすいのも特徴です。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスローン「あんしんワイド」は、「年利0.9%~14.0%、借入限度額は最大で1,000万円」と、運転資金やつなぎ資金の確保など様々な目的に利用可能な商品です。
最大1.5%キャッシュバックがある銀行法人カード
GMOあおぞらネット銀行で口座開設する時には、「ビジネスデビットカード」が発行可能です。
MastercardとVISAの2つのブランドから選択でき、年会費も維持費も無料。
さらに与信調査もありませんので、多くの企業が発行しやすい銀行法人カードとなっています。
他にも1日最大で2億円までの利用ができるなどの特徴もありますが、「ご利用金額の最大1.5%キャッシュバック」という嬉しい特典までもが付いています。
このキャッシバックは、利用金額が多くなる法人にとっては、かなり大きなメリットとなるはずです。
操作がしやすいデザインだからストレスフリー
様々な手続きがネット上で行えるインターネットバンキングは、操作しやすいUI(ユーザーインターフェース)でないと、せっかくの機能を活かしづらかったり活かせなかったりしかねません。
しかし、GMOあおぞらネット銀行は「感覚で把握しやすいこと」を追求して設計されたUIですので安心です。
また使いやすさだけでなく「安全性」もしっかりと守られています。
生体認証や電子証明書など様々なセキュリティ対策によって、便利で安全に取引などを行っていただけます。
個人情報流出防止も図られており、第三者へ契約内容を決して伝えないこと、システム的な不正アクセス対策も徹底されており、利用中に知らない会社へ契約情報が漏れ、勧誘を受けるといった心配もありません。
GMOグループだからこそ安心できるプライバシー保護の徹底と個人情報流出対策が確実に行われている点もGMOあおぞらネット銀行のメリットです。
どんな会社にGMOあおぞらネット銀行の法人口座は向いているの?
■ 手軽に素早く法人口座を開設したい
■ 手数料など、お得にインターネットバンキングを利用したい
GMOあおぞらネット銀行は上記したような希望をお持ちで、法人口座の開設先を探している経営者様に最適な金融機関です。
最短即日での口座開設も可能など素早い手続きができるだけでなく、もちろん、インターネットバンキングにかかる維持費や手数料は無料、振込手数料や法人カードの1.5%現金など、様々なお得なサービスも利用できます。
インターネットバンキングに対して不安を感じている経営者様も、GMOあおぞらネット銀行は安全・保安対策がバッチリですので心配無用であり、気になることもAIチャットなどで手軽に問い合わせが可能ですので、ご安心ください。
GMOあおぞらネット銀行 法人口座開設にかかる日数
セルフィー動画による口座開設は最短当日
書類のアップロードや郵送による口座開設は最短4営業日
GMOあおぞらネット銀行での法人口座開設は、「最短当日」で完了することが可能です。
申込当日に開設を終わらせるためには、下記の3つを満たしていることが必須条件となります。
・代表者と取引責任者が同一
・取引責任者が「運転免許証、マイナンバーカード、在留カード」この中からどれか1点を所有している
・セルフィー動画での書類提出(スマートフォンが必要)が可能
それほど難しい条件がないので、GMOあおぞらネット銀行では多くの企業が申込当日に開設することが可能となりますが、「Visaデビットカードは当日利用不可(後日、簡易書留にて送付)」「日本国籍がない場合は在留カードの提出が必要」という2点にはご注意ください。
また本人確認書類の提出をアップロードや郵送で行った場合は、口座が利用可能な状況になるまでに「最短4営業日」必要となります。
基本的に申込フォームはかなり簡略化されていますが、当たり前の話ですが誤字脱字があった場合などには修正などで手間がかかります。メールアドレスの間違えがあればメールの返信がなく、仮に早く口座開設を希望していても時間がかかってしまうことも考えられます。必ず申込フォームは2~3度確認してから次へのボタンを押しましょう。
GMOあおぞらネット銀行 法人口座開設までの流れ
- 口座開設申込
- 事業内容申告&書類提出
- 審査
- 初期設定
GMOあおぞらネット銀行での法人口座開設の流れは上記した③ステップで完了できます。
①の口座開設申込は、GMOあおぞらネット銀行公式サイト上にある「口座開設はこちら」または「法人口座お申込みはこちら」をクリックし必要事項を入力するだけでOKです。
入力内容には「会社概要・代表者情報・取引責任者情報・連絡先の情報・申込口座」等の項目があり、項目数自体は少ないとは言えませんが、内容に同意するかをチェックするだけで済んだり、入力が省ける項目も複数あったりしますので、それほど大きな負担にはならないはずです。
②の事業内容申告と書類提出に関しては、まずは公式サイトから「法人口座開設ナビ」にログインし、「事業内容申告」画面にて事業内容の詳細を入力します。
その後は本人確認や書類提出をセルフィー動画で行うか、郵送やアップロードによる書類提出を行うかによって手続き方法が変わります。
■ セルフィー動画による本人確認
法人口座開設ナビ内の「同意して、セルフィー動画で提出」を選び、表示される手順に従いながら、スマートフォンで本人確認書類を撮影し、ご本人の動画撮影も行う。
事業内容確認書類と必要ならば法人住所の補完書類を準備し、法人口座開設ナビ内の「書類提出」からアップロードによって書類を提出する。
■ アップロードによる本人確認
事業内容確認書類と取引責任者の本人確認書類を用意する。
代表者と取引責任者が異なる場合は権限委任状を、該当する場合には法人住所の補完書類をそれぞれ準備し、法人口座開設ナビ内の「書類提出」から必要書類をアップロードによって提出する。
■ 郵送による書類提出
郵送によって提出する書類を準備し、法人口座開設ナビのトップ画面にある書式リンク集から「切手不要の送付ラベル」を印刷。
封筒に貼り付けて郵送による提出を行う。
■ 提出書類に不備があった場合
提出書類に不備や確認事項があった場合は、法人口座開設ナビに「銀行からのお知らせ」が届きます。
お知らせが届いた際には、通知内容に従い指定項目の修正などを行ってください。
書類提出を行い無事に審査通過できれば③の初期設定へと進みます。
セルフィー動画での本人確認を行った場合は、法人口座開設ナビ上に初回ログインに必要な情報が提示されますので、パスワード変更などを行うだけで初期設定は完了、インターネットバンキングのご利用が可能になります。
カードが郵送されましたら、ATMの利用などが行えるようになります。
アップロードや郵送での本人確認書類を行った場合は、GMOあおぞらネット銀行から転送不要の簡易書留郵便で届く書類に記載されている情報を用いてログインし、パスワード変更などの初期設定を行うことになります。
GMOあおぞらネット銀行 法人口座開設で必要な書類
法人口座開設には個人での口座開設とは違った書類が必要となります。
GMOあおぞらネット銀行で法人口座開設を行う場合も同様であり、書類提出をスムーズ円滑に行えるかどうかが手続き完了までの時間に大きく影響しかねません。
また提出書類に不備があった際には、審査に悪影響が出かねませんのでご注意ください。
1.本人確認書類
当日中の法人口座開設を可能とする「セルフィー動画」による本人確認の場合は、「運転免許証・マイナンバーカード・在留カード」のいずれか1点が本人確認書類として必要になります。
郵送やアップロードで本人確認書類を提出する場合は、さらに以下の書類も本人確認書類の対象となります。
・住民基本台帳カード
・パスポート
・各種健康保険証
・各種年金手帳
・印鑑登録証明書
・住民票の写し
・特別永住者証明書(日本国籍をお持ちでない場合)
2.事業内容確認書類
登記上の会社名、所在地
事業または価格、購入方法、サービスの流れなどを含めた取扱商品の具体的な内容
事業活動が現在行われている証拠
事業内容確認書類は、上記事項を確認するために必要です。
登記事項だけでは判断が難しい事項となるため、「定款・履歴事項全部証明書・法人設立届出書」などは対象となりません。
事業活動を行っている証明としては、「取引先と取り交わした書面」などが対象となります。
提出書類は1つである必要はなく、複数の書類提出を行っていただいて問題ありません。
・会社案内(パンフレット・チラシ)
・ホームページ
・商品企画書、他社への提案資料
・各種契約書(締結、調印済み)
・請求書、発注書、納品書、口座証明
・売上や支払状況が確認できる書類
上記した書類は、事業内容確認書類として利用できる可能性が高く、残念ながら「オフィスの契約書・公共料金請求書」などは利用できません。
会社が存在する証明ではなく、事業活動内容や活動の事実を証明できる書類をご用意ください。
また許認可事業の場合は、任意となっていますが許認可証をご提出ください。
法人設立直後で書類が提出できない企業の場合は、公式サイト内の「書類が用意できない方」を参考にしたり、お問合せを行ったりすることをおすすめします。
3.法人住所の補完書類(該当する場合のみ)
登記上の法人住所に記載されている内容では郵便物が届かない可能性がある(建物名や部屋番号の記載がない)場合は、発行日または領収日より3ヶ月以内を条件とした下の枠内の補完書類の提出が必要となります。
書類の発行日や法人名・住所がきちんと記載されているかをご確認の上ご提出ください。
・社会保険の領収証書
・公共料金の領収証書
・国税または地方税の領収証書や納税証明書
書類提出時に注意するポイント
セルフィー動画によって本人確認書類を行う場合は、書類全面が画像に全て収まっており、文字がしっかりと読み取れるように撮影しなくてはなりません。
また事業内容確認書類に関しては、これで良いと安易に判断せずに、できるだけ多くの書類を用意することで事業内容の説明や活動の証明が行いやすくなります。
提出書類に間違いや不足しているものがあると審査が長引いてしまい、審査に落ちるリスクも高めてしまいますので、急いでいても慎重に確認し準備することが大切です。
よくある質問
GMOあおぞらネット銀行での法人口座開設時には、経営者様は何らかの疑問を抱くことがあるかも知れません。
ここからは疑問を抱きやすい項目について、GMOあおぞらネット銀行サイト内の「よくある質問」への回答を参考に解説させていただきます。
バーチャルオフィスでも口座開設できる?
オフィスの賃貸費用を抑える目的などに役立つ、仮想空間に存在する事務所であるバーチャルオフィス(レンタルオフィス)を法人住所所在地として登記されていても、GMOあおぞらネット銀行では口座開設を行うことができます。
また、郵便物の受取・保管・転送するサービスをバーチャルオフィスで使っている場合も対象です。
複数口座開設できる?
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、代表口座とは別で最大19個まで持つことが可能です。
法人口座の開設申込時に追加口座開設も同時に行うことができ、すでに法人口座開設済みの場合もWebサイトから手軽に手続きが行なえます。
追加口座は「口座名義+任意名」で設定可能ですので、使途などによって決めることで口座の管理が容易になります。
一般口座との違いは?
一般口座と法人口座の大きな違いの1つは、「開設の難易度」です。
身分証明書と印鑑があれば容易に解説できる一般口座と違い、法人口座は提出書類も多く審査もしっかりと行われます。
しかし法人口座が開設できるということは、金融機関の審査に通る「社会的な信用が一定水準以上ある企業」という証拠ともなり、取引先へ安心感を与えることにも繋がります。
これは法人にとって大きなメリットとなり、だからこそ法人口座を開設の目指す企業が少なくないのです。
GMOあおぞら法人の利用可能なATMは?
GMOあおぞらネット銀行は「セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ」と提携しており、メンテナンス時を除き24時間365日いつでも取引が可能です。
入出金は通常は1回あたりそれぞれ税込み110円ですが、振込料金とくとく会員になっていれば出金は月5回まで無料で利用することができます。
GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設の審査はゆるいって本当?
法人口座を開設している企業は事業資金の流れを管理しやすくなるだけでなく、金融機関や取引先からの信用も高まります。
しかし法人口座を作るハードルは低いとは言えず、審査落ちしてしまう企業も少なくはありません。
ですが「GMOあおぞらネット銀行」は、法人設立後の企業が短期間で口座開設に成功したなど、実績が乏しい企業でも利用できたという口コミを多数見かけることができます。
もちろん正しい手続きを行い審査通過しなくては法人口座を開設することはできませんが、「GMOあおぞらネット銀行は中小企業も法人口座が開設しやすい銀行」であることは、間違いのない事実のようです。
そんなGMOあおぞらネット銀行での口座開設に成功する可能性を高めるためにも、「審査落ちする理由」を理解して対処しておくことが大切です。
法人口座開設で審査に落ちる理由5つを解説
ここからはGMOあおぞらネット銀行の公式サイト内の、「起業に関するお役立ち情報」に掲載されている情報を中心に、他の銀行でもありえる法人口座開設時の審査落ちの原因と対策、そして審査のポイントを解説させていただきます。
- 提出書類の不備
- 資本金が少なすぎる
- 代表者の信用情報などの属性に対しての不安
- 口座の開設目的が不明
- 固定電話がない
理由1.提出書類の不備
提出書類へ記載した内容と登記書類などの内容に不一致があった場合、審査に通過することは難しくなります。
記載の間違いだけでなく、登記上の住所と実際に事業を行っている場所の住所が異なる場合なども同様です。
入力ミス以外での原因としては、会社移転後に登記内容を変更していないなどが考えられますので、該当する可能性がある場合はご確認ください。
また申込書類を見て事業内容が把握できない・把握が難しい場合も審査に悪影響が出かねません。
どのような事業を行っているかを詳しく説明し、事業が多岐にわたる場合には主となる事業に絞って詳細説明を行うなどすることが有効な対策となります。
法人としての実態を示すための取引履歴などが不明瞭な場合にも、審査に悪影響を及ぼすことが考えられますので注意が必要です。
理由2.資本金が少なすぎる
日本の法律上、法人設立にあたって資本金の額は重要ではありません。
資本金1円でも会社設立しても問題はなく、現実にそのような少額資本金の企業も存在しています。
しかし資本金は「企業規模の目安」や「安定した経営を行っている証明」ともなる要素です。
1円など資本金が少額すぎる場合は企業としての信用度が低いと判断されかねず、ペーパーカンパニー(ダミー会社)と呼ばれる実態がない会社と疑念を持たれてしまう危険も高まります。
GMOあおぞらネット銀行のサイト内では「資本金は100万円あると安心」と書かれています。
事業内容にも影響されることからあくまで目安でしかありませんが、資本金が少なすぎると法人口座開設が難しくなることは理解しておくべきかも知れません。
理由3.代表者の信用情報などの属性に対しての不安
法人口座を開設する際には、企業の代表者の信用情報もチェックされます。
残念ながら代表者の方が過去に任意整理や破産の履歴があるなどした場合は、審査への影響がないとは言えません。
金融事故などが影響するだけでなく、反社会的勢力との繋がりが見つかった場合も口座開設は難しくなります。
任意整理や支払いの長期延期で5年、自己破産などは最長10年というように一定以上の期間を空けることで金融事故の記録は抹消されますので、過去にそのような事態になっていたとしても際限なく審査通過できなくなるわけではありません。
また反社会的勢力と判断される相手との取引は控え、取引先の素性も少し意識すると安心感は高まります。
理由4.口座の開設目的が不明
法人口座を解説する目的としては取引先との決済を把握するためや海外への送金など、幾つかの目的が考えられます。
申し込みを行う際には、どのような目的で法人口座開設を希望しているのか、説明できるようにしておくことをおすすめします。
理由がなかったり理由に不自然さがあったりした場合は、良からぬ目的で法人口座の開設を行おうとしていると勘違いされ審査で不利になる可能性がありますので、少し意識しておくことをおすすめします。
理由5.固定電話がない
スマートフォンなどの普及により、自宅に固定電話を設置されていないご家庭も増えています。
しかし企業の場合は、固定電話がないことが様々な審査で不利に作用してしまう危険があります。
会社としての実態が本当はないのではと疑われてしまうリスクを避けるためにも、固定電話を設置しておくと安心です。
法人口座の審査に通る3つのポイント
ここまでは法人口座開設の審査に落ちる理由を考えましたので、ここからは審査に通るためにしておきたいこと3つを説明していきたいと思います。
- 1.説明資料を用意する
- 2.提出書類を徹底的にチェックする
- 3.紹介を受ける
ポイント1.説明資料を用意する
法人口座を開設する際には、事業実態や事業内容が詳細に確認されます。
事業内容が記載されているパンフレットなど、説明資料があれば問い合わせが行われた場合にもスムーズに回答することができます。
パンフレットやホームページなどがない場合には、事業内容や事業実態に関して明確に回答できるよう資料をまとめておくと安心です。
また窓口で手続きをする際には、相応の身なりを整え対応にも気を配る必要があります。
あおぞらネット銀行はネット完結で口座開設ができるので、身なりはあまり心配する必要はありません。
ポイント2.提出書類を徹底的にチェックする
提出書類に不備があると審査が長引くだけでは済まず、審査に落ちる原因となる可能性もあります。
オフィスが賃貸の場合は、賃貸契約書などが必要になることが多く、このように提出書類は状況によって増える見込みがあります。
また提出書類に不備がなくとも、提出に時間がかかれば口座開設も遅れる確率が高まります。
「履歴事項全部証明書・本人確認書類・銀行届出印」などは状況次第ですが必要になる可能性も高く、「法人開設届・事業計画書・定款の写し」などは提出が求められたり、あると審査がスムーズに受けられたりする期待を高められる書類です。
あらかじめ必要書類を問い合わせるなどして、不備がないように確認した上で提出することが大切です。
ポイント3.紹介を受ける
もし申込を考えている銀行ですでに法人口座を開設している企業をご存知であれば、紹介を受けることで審査通過の可能性が高まるかも知れません。
紹介者がその銀行とある程度の取引実績があることが求められますが、自社の現状では口座開設が難しいと思われるのであれば、検討する価値はあるはずです。
監修者・編集者 安藤 雄二(あんどう ゆうじ)
消費者金融・資金調達の専門家
22歳から某金融関係の事業に携わり、借金の相談、債務整理、ギャンブル依存症の相談、カードローンやビジネスローン、ファクタリングを利用する際のアドバイス、オンラインでの人生相談、株式会社国際物流研究所代表取締役、高知の総合こうちっち代表、WEB制作エターナルクリエイト代表と様々な事業を行っている。安全安心の金融会社をお探しの方はこちらのメールで気楽にご連絡ください。 |